食材としての鮟鱇
体全体が柔軟性に富み、粘りがあるため、普通の魚と異なり「吊るし切り」(後述)という独特の方法で捌かれる。
柳肉(身肉、頬肉)の他に、皮、水袋(胃)、キモ(肝臓)、ヌノ(卵巣)、えら、トモ(ヒレ)が食用にされ、一般に「七つ道具」と呼ばれ、鍋の中に入っている。
一般には七つ道具と野菜を味噌または醤油味で調味しあんこう鍋として供される。特に肝臓はアンキモと呼ばれ、ポン酢にもみじおろしで食べるが、美味として珍重され、見た目と食感から「海のフォアグラ」とも云われている。肉よりもその他の部位(七つ道具)の方が旨いとされる変わった魚でもある。
基本的に水分(全体の約80%)。白身の部分は脂質が少なくヘルシーである。アンコウの身にはビタミンB12やB1、ナイアシン等のビタミンBが含まれ、皮膚や粘膜の健康維持、そして貧血予防に良いとされている。
対してあん肝は脂質が多く高カロリーで、ビタミンA(レチノール)やビタミンB12、ビタミンDが豊富に含まれている。肌の健康を維持したり、老化防止、視覚の暗順応に良いとされている。
食材としての鮟鱇は、江戸時代の頃の「三鳥二魚」と呼ばれる5大珍味の1つであり、歴史的にも名高い高級食材。
鮟鱇(あんこう)へのこだわり
当店のおすすめでもある「あんこう」は地元大洗から下北半島までを中心に直接一つ一つを「手で確認」し
”鮮度・肝の大きさ”などをみて買い付けています。
そして、選び抜いた食材を丁寧に調理し、自信をもってお客様にお出しするのです。
ぜひ当店のおすすめ「あんこう料理」をご堪能ください。
■あんこう鍋
肝入りのオリジナルスープで召し上がっていただくシンプルな鍋です。
卓上で火をつけ煮えたら召し上がっていただけます。
■どぶ汁風あんこう鍋
生のあん肝をあんこう七つ道具の説明等を交えながら卓上で炒り、
肝入りオリジナルスープの入った鍋にトッピング。
漁師料理に料理人の技を加えた現代版どぶ汁。
どぶ汁風あんこう鍋です。
■無加水どぶ汁
全く出汁等の水分を足すことがない昔ながらの漁師料理のどぶ汁です。
宮田では、料理人が卓上で沢山の生のあん肝を炒りあんこう七つ道具、野菜でお造りいたします。
コースのみのお取り扱いとなっています。
■供酢
あんこう七つ道具をゆでたものを肝を練り込んだ酢味噌でいただく郷土料理。
あんこう料理の中でも代表的な逸品です。
■宮田風あん肝
低温で火を入れたしっとり感をお楽しみください。
- あんこう供酢1650円
- 茹でたあんこうをあん肝が練りこんである酢味噌でいただく郷土料理
- 宮田風あん肝2000円
- 絶品!しっとり感を実感してください
- 割下(鍋汁)330円
- 肝すり流しのスープ。おじやにするスープがなくなっても安心です。
- あんこう鍋コース5800円
- あんこう鍋・お刺身(本日の鮮魚)・本日のおすすめ料理2点・おじや・水菓子
- あんこうづくしコース5800円
- あんこう鍋・お刺身(本日の鮮魚)・あんこう供酢・あんこう唐揚げ・おじや・水菓子
- 宮田オリジナルあんこうコース【要予約】8800円
- どぶ汁風あんこう鍋・あんこうロワイヤル・あんこう供酢・あんこう唐揚・宮田風あん肝・おじや・水菓子
- 無加水どぶ汁づくしコース【要予約】11000円
- どぶ汁(無加水)・あんこうロワイヤル・あんこう供酢・あんこう唐揚・宮田風あん肝・おじや・水菓子
- 無加水どぶ汁コース【要予約】11000円
- どぶ汁(無加水)・お刺身(本日の鮮魚)・おすすめ料理2点・おじや・水菓子
- コース料理の鍋は、他のお料理も食べて頂く為単品の鍋より小さいです。
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